FSC®とMSCって?

横浜の印刷会社シュービの村田です。
今日は、日常の中にひっそり紛れ込んでいる“環境にやさしいマーク”のお話を少し。

先日フィレオフィッシュを食べたときに、箱の横に青いチェックマークのロゴがありまして。
「あれ? これ何かの認証だったよな…」と思ってよく見たら MSC 認証 のマークでした。

MSC というのは、
“持続可能な漁業で獲られた魚” に付けられる海のエコラベル のこと。

 ※昨日ワシントン条約締約国会議で、ウナギ属全体を対象にした規制拡大案が否決され
  ほっとしました

つまり、フィレオフィッシュに使われている白身魚は
「ちゃんと海の資源を守りながら獲られた魚ですよ」
という、いわば“お墨付き”なんですね。

一方、紙のほうは FSC

そして紙製品にはおなじみの FSC 認証。
こちらは、

“きちんと管理された森の木を使って作られた紙” の証

です。

印刷物を扱う身としては、このマークの事は深く知らなければなりません。
FSCもちょっと前までは珍しかったのに、最近は街のあちこちで目にするようになりました。

印刷物を扱っていると、やっぱり
「この紙って、どこの森の木なんだろう?」
なんて考えることがあります。

魚も紙も、どちらも本当に貴重な資源。
“ちゃんとした方法でつくられているかどうか” を知ることって、
私たちができる環境配慮の第一歩なのかもしれません。

◆意外と身近なサステナブル

FSC も MSC も、実はスーパーやカフェ、ファストフード店など、
身の回りにどんどん増えてきています。

特別なことをしなくても、
マークが付いているものを選ぶだけで、ちょっと未来のためになる。

そんな、気軽に続けられるサステナブルです。

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Posted by 村田俊夫