【グリーン購入法適合の印刷用紙について」

シュービは印刷会社なので、この時期は年度末の「議案書」や「報告書」の印刷依頼をよくいただきます。
そんなご依頼でよく目にするのが【グリーン購入法適合の用紙で印刷してください】という文言の入った仕様書です。
弊社でも、主に官公庁の担当者様からご依頼をいただい際に参照している、「グリーン購入法適合」の印刷用紙。
昨年末、この「グリーン購入法」に適合するか否か、「判断する基準」について見直しが入り、その変更が閣議決定されました。
基準の何がどう変わったか、詳細を語ろうとすると間違いがありそうなので、印刷会社として明確に判る部分に触れるだけ留めたいと思います。
下記は環境省の「印刷用紙に係る情報提供」を行っているページです。
「グリーン購入法の新たな基準に適合した」各製紙会社さんの銘柄が公開されています。
https://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/net/paper.html
弊社にとって有難いことに、
FSC®️認証紙である【ニューVマット】【パールコート】【金菱】が新たに【適合品】としてラインナップされています。
さらに弊社が通常用いている(※1)上質紙の【しらおい】も但し書き付き(※2)ではありますが、【適合品】になったようです。
※2用紙の卸業者さんに確認したところ、「しらおい工場で作られたロットに限る」、とのことです。【しらおい】の中には別工場でOEM生産されるものもあるのだとか…?
「グリーン購入法適合品と言えば古紙配合されているもの」というような以前の基準に比べると選択肢が大きく広がり、歓迎すべき変化だと思います。
とはいえ、銘柄の選定の他にも【グリーン購入法に基づく調達】にはいくつか要求事項がございます。
・印刷環境チェックリスト
・資材確認票
これらの書類の提出です。


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