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横浜の印刷会社シュービの村田です。
今日は横浜市都筑消防署の立ち入り検査がありました。
消防署のユニホームなんかカッコ良いです。
検査は、消火器が設置されているか、火災報知機は作動するか、危険な薬品は使っていないか等ですが、半年ごとに防災設備の点検をして貰っているので、特に指摘事項はありませんでした。
消火器の設置場所を表示するパネルの下から消火器が移動されていたのを注意されてしまいました。(恥!)
昔話
仕事先のスーパーで消防署の検査が有ると判ると階段の荷物を撤去して、帰るとまた階段が荷物置き場になる現場を見ていました。避難経路の階段に布団とトイレットペーパーが山積みになっているので万一の事が有ったらどうするのだろうと気の小さい私はドキドキしていました。
移動出来る軽い荷物は階段に置く事が何処でも一般的でしたし、在庫を置く場所を確保する事が非効率だとそんな風潮でした。
予告しないで突然検査に来れば良いのに思っていましたが、今でも検査は数日前に予告してから来ます。(階段の在庫室は昔話になっている事を願います)
自分が印刷屋を始めた頃は、タバコを咥えながら仕事をする時代で、紙と油と揮発性の薬品が有りましたが、誰も危険だと認識していませんでした。協力会社の製版屋さんも咥えタバコでフィルムを加工しながら灰が落ちてやり直しなんて非効率な事も多々有りました。
(完全に昔話です。現在、シュービは完全禁煙になってます)
ただ、忙しい中にもどこか余裕が有り、20代の私が興味深々で覗いていると仕事の手を止めて沢山の事を教えてくれました。
今は他人と話す事が無駄な時間だと言う風潮も有り、教えたり教えられたリすることが減った気がします。
私は40年以上この仕事をしてきたので、誰かに自慢したいのですが・・・・
教えてあげられる事が無いか!(残念)

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横浜の印刷会社シュービの村田です。
残すところ1か月になってきました。コロナは取り敢えず大人しくしてくれているようですが、まだまだ油断は出来ません。そうなると、人を集める事が仕事の当社はまだコロナ以前には戻れません。
そうは言っても新年は来ますので、カレンダーを注文してくださるお客様はいらっしゃいます。
全て、オリジナルで作成しているので、創業記念日や独自のお休みを入れたり、好きな写真を使ったカレンダーも作れます。
少部数の作成も可能なので、身内に配る「お孫さんの誕生記念」「おじいちゃん古希記念」「金婚式記念」のカレンダーもいいと思います。みんなで昔の写真を振り返るのも楽しいです。

まだまだ、間に合いますので是非、お問い合わせください。

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印刷会社シュービの村田です。
今日はカレンダーの納品に行ってきました。納品先は川崎区南幸の「新岩城菓子舗」さんです。
このカレンダーを作らせていただきました。
女将さんが(そう呼んで良いのか不明ですが)何しろ明るくて楽しい方で、納品先で久しぶりに大笑いの連発でした。人生は楽しくしないと損だなーと、改めて思いました。
新岩城さんは創業90周年で女将さんは三代目だそうです。そして12月3日から3日間は感謝祭で3日間限定品の販売と「ありがとうどら焼き」を毎日100名様にプレゼントするそうです。
是非、覗いてみてください。見るだけで買わなくても良いと思いますよ!きっと楽しい店作りにも癒されます。でも、女将さんとお話するともっと癒されると思いますが・・・
タイトルの「新岩城は来週火曜日お休みします!」はフェイスブックの動画投稿用の撮影フレーズです。私、SNSで自分を出すのは61歳で初体験です。
昔、結婚式のスピーチで坂には3つの種類が有ります。上り坂、下り坂、そして「まさか」です。
って聞きましたが、本当に「まさか」でした。

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横浜の印刷会社シュービの村田です。
FSCの維持審査は、結構手間がかかるのです。審査する会社も少なくてFSC側もマニュアル内容を変えてくるので、審査員と意見が食い違う事も多々有りますが、とても有意義な審査になっています。当社に来る審査会社の様に細部まで見てくれれば、以前ISOの認証を受けていた北海道の食品会社で起こった食品偽装なような事は起こりにくいと思います。
印刷会社は仕事をすればするほど森林を伐採してしまうので、環境破壊と言われることが心苦しかったのですが、植林とのセットで森林を守りながら仕事が出来れば「紙」というステキな素材と永く一緒に居られるので、FSCの方に感謝しています。
そして、最近テレビで特集が組まれているSDGs(持続可能な開発目標)にFSC認証紙が貢献しています。東京オリンピックで使われた建材もFSCの木材が使われていたりして、近年はFSC認証紙をご指定の印刷物がとても増えています。
FSCはSDGsの目標のうち14分野の目標に貢献しています。
特に目標15の「陸の豊かさも守ろう」に貢献していると言われています。
15.陸の豊かさも守ろう
を少し詳しく読むと
陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する 
と、なっています。
森林は適度な間伐をしないと森全体が駄目になると言われています。人間が計画的に森林を管理する事で持続可能な利用が出来ると言うことです。
再生紙の方が環境に良いのでは?と思うことも有りますが、紙を再生するときに大量のCO2が出ますし、再生紙は古紙パルプ゚ばかリでは印刷に耐える再生紙にすることが難しく、また現在は古紙を集める事が出来ずに品不足になっています。
グリーン購入法の調達基準では再生紙を使うことが実質的な条件になっていますが、入手が困難な場合は再生紙ではなく代替品(もちろん出来るだけ環境に配慮したもの)でも構わないと、環 境 省 大臣官房環境経済課から通達が出ています。
この通達に基づいて、普通の紙を使うことが出来ますが、FSC紙を使うことにより環境に優しい印刷物になるのではないでしょうか。
環境省に電話して「FSC紙もグリーン購入法の指定にしてください」と個人的に言ってみたのですが(笑)、「考えています」と言われて終わりました。行政の方は変化をさせる事が難しいのでしょうね。
FSCとは
FSC®(Forest Stewardship Council®:森林管理協議会)は、責任ある森林管理を世界に普及させることを目的に設立された国際的な非営利団体です。自然資源の持続可能な利用に取り組むWWFは、FSCの設立当初よりその普及に力を入れています。環境保全の点から見て適切で、社会的な利益に適い、経済も継続可能な、責任ある管理をされた森林や、林産物の責任ある調達に対して与えられるFSC。消費者は、このFSCのマークが入った製品を買うことで世界の森林保全を応援できる仕組みです。
<FSCのHPより>
 

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横浜の印刷会社シュービの村田です。
リサイクル対応型印刷資材をご紹介します。無線綴じに使う製本糊は紙をリサイクル際に障害になっていました。紙は溶かして再生するのですが、その際に糊も一緒に原料に入ってしまい再生が上手く出来ませんでした。そこで、溶かす前に糊部分だけを分けるという作業が発生していました。
今、使っている糊は「難細裂化ホットメルト接着剤」と言う、脱墨時に使用されるパルパーというミキサーの中で、糊が細かくならずに除去できるという糊のことです。(見た訳では無いのですが・・)
クロレッツでは有りません。無線綴じ製本に使う糊の粒です。
糊は20キロ単位で買っているので、米びつみたいな容器にいれています。お玉が丁度良いのでこれで補充しています。
当社クラスではこのサイズで半年はなくなりません。
ここ(お釜)に入れて溶かして使います。糊が古くなると黄色くなってしまい背糊が汚く見えるので早く使いたいです。180度くらいになっています。
糊の量も一定にしていると調子が良いです。なんでも安定させることが良いと思います。
メーカー名 太陽精機株式会社
資 材 名 EVA系 難細裂化ホットメルト
残念ながら、エヴァンゲリオンとは関係ないです。
エチレンビニールアセテート
(Ethylene Vinyl acetate )
無線綴じ機 BQ-270V
数十秒のセットアップで、驚きの高品質製本を実現。 自動の本身厚さ入力装置を標準装備し、より早いセット替えを可能にします。 
※株式会社ホリゾンHPより

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横浜の印刷会社シュービの村田です。
デジタル印刷機は一つのお仕事(ジョブ)毎に色を合わせる事をしないので、毎朝機械を立ち上げた後に基準の色に「近づいているか?」を確認します。
導入する前は、展示会のデモや営業さんトークで色はいつも安定しているのだと、思い込んでいました。
しかし、毎日色は変わるので、この評価チャートを毎朝出して基準値と合っているかを確認します。
この女性の方は、私が印刷屋を始めてから二人目の女性です。もう何年お逢いしているのでしょう?
機械を温めて、湿度50-60% 温度23-28度を確認、50枚程度連続で通してから確認します。
一番左が基準で真ん中が1回目に出したものです。女性の顔が赤いので、自動色調整をします。そして一番右が調整後です。

色を完璧に同じにするには、かなり余分に紙を使わないと難しいです。

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横浜の印刷会社シュービの村田です。
コロナ新規感染者が343人(全国)にまで減り、緊急事態宣言も解除され少しだけ明るい兆しが見えてきました。
そして、今日は約1,000件のお客様にカタログを送るお仕事をいただきました。
一件に数十冊の中綴じ冊子カタログを入れるので、段ボール箱で送るのですが小さな弊社の工場ではかなりのボリュームになり、子どもの頃なら秘密基地を作って遊べそうです。
シュービでは企画から発送まで全て社内で完結できます。お客様の大切な資産である顧客データもISO27001(ISMS)の認証を取得している弊社に是非ご相談ください。

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横浜の印刷会社シュービの村田です。
以前、「他の印刷会社で印刷したものに色が合いますか?」
とお問い合わせがありました。
お答えに困るのですが、後でクレームになることを避けて、「難しいです」とお話させていただいています。
弊社でもCMS(カラーマネジメントシステム)を富士フィルム様にアドバイスいただきながら行い、オンデマンド印刷機とオフセット印刷機の色差は平均色差ΔE3(デルタイー3)以下になっております。
弊社で行っている簡易な色校正はこのシステムで行っていて、一応色が合っているのです。
しかしながら人の目は厳しく、グレー系の色は色差が目につきます、またCMYKのデータがシアン100%等と、その素材単色だけで表現される場合はオンデマンド印刷機のシアンとは素材の色が違うので、少しマゼンタやイエロー、ブラックを足してオフセットのシアン100%を再現しようとしています。
ゼロックスC1000のトナー(シアン)
印刷インキも様々なメーカーが有り、例えば同じシアンでも単色で印刷すると違う色になってしまいます。
リョービ940 のインク(シアン)
派手な色が沢山有る印刷物なら、ほとんどの場合、同じ色(同じ色に見えるように)で印刷が出来ます。
※上の印刷物は毎日出力して、基準紙と合っているかを確認してしています。
弊社は2台のゼロックスC1000を運用していますが、テストチャートが全く同じ色になることは・・・ございません!

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横浜の印刷会社シュービの村田です。
折加工までご依頼いただいたクレドカードです。
クレドカードは、企業のクレド(信条)を携帯してもらえるように、小さいサイズのカードに印刷したものを指します。 ネックストラップに入れたり、名刺入れに入れたり、業務時間中にいつでも見られるようにすると、クレドを意識して行動できるようになるようです。みんなで同じもの持つことで生まれる連帯感も期待できるかもしれません。
ミニ折の得意な協力会社さんに手伝っていただきました。当社の折り機では出来ない小さなサイズです。製薬会社さんの仕事も受注されているようです。
折のご相談もお気軽どうぞ。
PS
紺屋の白袴を地で行っております。シュービのクレドはいつ出来るのか・・
息子に依頼はしているのですが・・・

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横浜の印刷会社シュービの村田です。
当社の警備はALSOKさんにお任せしています。
今日は火災報知機のテストをしているようです。シュービでは電気しか使っていないのと社内禁煙(なんと、来年8月からは業務時間禁煙)なので、火器は一切無いのですが防犯とセットになっているようです。
私も19歳の時にALSOK(当時はそんな呼び名ではありませんが)さんでバイトをしたのですが、7日で辞めたことも有り、警備は自分に向いていないなと思っています。(この仕事以外は何も長続きしたものはありませんけど。)